兵庫県三田市永沢寺の自然のなかで味わえるスローフードなお店をご紹介！

兵庫県三田市周辺に引っ越しをお考えの方に、魅力的な情報をお届けしましょう。
のどかな山間部にあるお店のご紹介で、どの店舗も忙しい日常を忘れさせてくれます。
週末だけでもスローライフを体験したいなんて方にもおすすめで、豊かな自然のなかで、本来の自分を再発見してみてください。
では三田市の懐の深さが知れる、のんびり空間のお店を3つご紹介していきましょう。

兵庫県三田市の永沢寺にあるそば打ち体験もできるお店永沢寺 水無月亭

兵庫県三田市の山間にある永沢寺は、自然豊かな場所でなかでも「永沢寺 水無月亭」は山の中のオアシス的な存在として地元の方や観光客に親しまれています。
アクセスはほとんどの場合、自家用車やバスなどの車となりますが、駐車場は広く停めやすいので、女性の方でも行きやすいでしょう。
お店の大きなのれんには雲水そばとあり、そののれんをくぐり店内に入ると、大きな窓に囲まれた明るい空間で、外の緑が目にも鮮やかに飛び込んできます。
そこからは梅雨の時期には、隣の花しょうぶ園に一斉に咲きみだれる花しょうぶを楽しめたりと、日常の喧騒を忘れさせてくれるお食事処です。
もちろん花しょうぶの時期でなくても、ボタンや水芭蕉など四季それぞれの景色を愛でながら、美味しいお蕎麦をいただくという至福の時が過ごせるでしょう。
また、のれんにもある雲水そばですが、お蕎麦の上に大量の大根おろしが乗っているのが特徴で、おろした山芋を混ぜているため独特ののど越しが味わえます。
お店のシステムは完全セルフサービスとなっており、まずはカウンターにて注文・料金を支払い、渡された番号札を持って席で待つことになります。
その後注文した料理が出来上がるとカウンターまで取りに行き、席でいただき、食後は食器を返却という流れになっていますので、初めての方は注意してください。
永沢寺 水無月亭のお蕎麦は細目で色が薄く上品な更科風の仕上がりで、そこに大根おろしとうずら玉子がからんで、独特の風味と食感が癖になり、リピーターも多いお店です。
ほかにも天ざるそばや山かけそば、山菜そばなどもあり、ご飯ものがほしい方には山菜ご飯がおすすめで、どのお蕎麦もそれぞれの個性が味わえます。
またお持ち帰りで、そば粉や手打ちそばが並んでいる日もあり、運が良ければご自宅でこの雲水そばを楽めるかもしれません。
永沢寺 水無月亭ではそば道場も開いていて、要予約となりますが1日2回、約2時間のそば打ち体験ができ、もちろん打ったお蕎麦を食べられます。

●所在地：兵庫県三田市永沢寺76
●営業時間：10:30～15:00
●定休日：※現在、土日祝日のみの営業
●アクセス方法：中国道西宮北ICより車で約40分
●駐車場：有

兵庫県三田市永沢寺で茶そばとわらび餅がいただけるお店峠の茶屋 一軒家

神戸や大阪からドライブで訪れるにはちょうど良い距離にある、兵庫県三田市永沢寺は山に囲まれた自然豊かな場所で、四季それぞれの風景を身体中で体感できます。
そんな自然情緒にあふれた永沢寺に、昔ながらの茅葺き屋根の古民家を利用したお店があり、ほっとくつろげる空間で茶そばとわらび餅がいただけます。
そのお店の名は「峠の茶屋 一軒家」と言い、古き良き時代の日本の香りを漂わせ、来る方を癒し和ませるそんな雰囲気を持つお店なのです。
そこだけぽっかりと時の流れをとめてしまったかのような佇まいを持ち、店内に入ると土間があり、囲炉裏があり、そして広いお座敷があります。
板張りと畳張りのお座敷には昔ながらの調度品があちこちに置かれ、そしてテーブルとザブトンがきれいに並べられた客席となっています。
メニューはおにぎりとわらび餅がセットになった茶そばとわらび餅の単品、そして抹茶やコーヒーなどわらび餅付きのドリンクセットといういたってシンプルな構成です。
峠の茶屋 一軒家の茶そばは貝割れと温泉卵がトッピングされていて、香り高い茶そばに貝割れのシャキシャキ感に少しピリッとくる辛さがアクセントとなっています。
そこに温泉卵を崩してつけダレとともに混ぜることで、まろやかで抹茶の香りを邪魔しない優しい味のドレッシングをかけたような仕上がりとなるわけです。
ここにちょこんとかわいらしいおにぎりと、きなこたっぷりのミニわらび餅がついてきますので、男性でも充分満足できる量と言えるでしょう。
わらび餅は、上質のわらび粉をふんだんに使い、丁寧に練り上げた逸品で、どこにもない独特のトロリとした食感が楽しめます。
香ばしく煎られたきなこをまとったこのわらび餅と、クリーミーな泡に覆われ、ほど良い苦みを持つ抹茶が合わさることで、ドライブの疲れが一瞬にして癒えるのを感じることでしょう。
春の小鳥のさえずり、初夏の新緑、秋の深まる紅葉とどの時期に来ても違った顔を見せてくれる山間の古民家で日常を忘れるひとときを過ごしてみませんか。

●所在地：兵庫県三田市永沢寺208
●営業時間：11:00～17:00
●定休日：月曜日
●アクセス方法：三田駅より神姫バス 『永沢寺口』 下車
●駐車場：有

兵庫県三田市永沢寺で天然酵母でのパン作りをしているお店パン工房 のら

兵庫県三田市の永沢寺には山間部でありながらも、すぐに売り切れるという人気のパン屋さんがあり、神戸や大阪などからも多くのお客様がここを目指して訪れています。
そのお店は「パン工房 のら」と言い、もともとは奈良県の奈良県宇陀市で営業をされていたようですが、こちらに移転した後も変わらぬ人気を誇っているのです。
パン工房 のら建物は板張りのなんとも味のある外観で、手作りの木製看板がそのお店の存在を知らせてくれ、11時の開店とともに続々とお客様が集まってきます。
こちらのパンの特徴ですが、まずは天然酵母を使っているという点で、この天然酵母は絶対数が少ないため、パン作りができる数になるまで酵母を増やす手間がかかります。
ビールに使う酵母もその酵母の種類が変わるとビールの味も変わるように、パンの酵母もその店独自の酵母が味や食感、風味の決め手となるのです。
次にこちらのパンはいわゆるハード系であるということで、高温の石窯で焼き上げることにより、表面は固く締まった仕上がりとなり、なかはしっとりモチモチした食感になります。
とくにおすすめなのがドイツ産ライ麦を使った硬いパンで、自家挽き無農薬全粒粉を使用し、香ばしくライ麦の味わいもしっかりと感じられます。
天然酵母のパンということで、心地良い酸味があるパンもあり、小麦粉の風味が強いものなどパンの種類によってもその味わいが変わってくるのも楽しみの一つです。
山奥のパン屋さんですが、お昼を過ぎると品数が少なくなってくるため、希望のパンを手にしたいのなら、なるべく早めにうかがうことをおすすめします。
お店のある敷地内にはほかにもギャラリーや工房があり、のんびりとした景色のなか、パンを購入した後にゆっくりと散策するという楽しみ方もできます。
さらに店内にはカフェスペースが併設されていて、薪の香りに包まれながら、焼きたてのパンとコーヒーやフルーツジュースなどお好みのドリンクと一緒にいただくのも格別です。

●所在地：兵庫県三田市永沢寺16
●営業時間：11:00～17:00
●定休日：火曜日・水曜日・木曜日（祝日は営業）
●アクセス方法：自家用車 西宮北ICから40分
●駐車場：有

まとめ

たまには街の喧騒を離れて、山間ののどかなところでくつろぐなんていうのも現代人には必要なのかもしれません。
そういった環境のなかで、蕎麦やわらび餅、石窯パンなど食べる楽しみがあればなおさら至福のときが過ごせるはずです。
そんな理想の場所がある兵庫県三田市で豊かな生活を送ってみませんか。