賃貸物件で一人暮らしをする場合に、防犯面に気を配ることは重要です。
今回は、兵庫県三田市や神戸市北区の賃貸物件で一人暮らしする際に知っておきたい犯罪傾向と防犯対策、そして便利な防犯グッズなどについて解説します。
賃貸物件に一人暮らしをする際の防犯対策について:兵庫県三田市、神戸市北区の犯罪傾向
まず、兵庫県三田市の犯罪傾向について説明します。
平成30年中の刑法犯認知状況は人口111,512人に対して480件であり、人口1,000人あたり4件となりました。
この犯罪件数は兵庫県内でも下位であり、神戸市中央区の26件に比べて少ないことがわかります。
480件のうちもっとも多いのは自転車窃盗であり、次いで器物損壊となります。
一人暮らしにおいて特に注意したい空き巣は9件、忍込みは4件、強制わいせつは3件と、比較的少ないと言えるでしょう。
なお空き巣は留守中の家に侵入して窃盗などをすること、忍込みは住人の在宅中に侵入して窃盗などをすることを指します。
続いて、神戸市北区の犯罪傾向です。
平成30年中の刑法犯認知状況は人口214,037人に対して938件であり、人口1,000人あたり4件と、神戸市の政令区のなかではもっとも低い水準でした。
938件のうち特に多いのは器物破損と自転車窃盗ですが、特徴的なのは車上狙いが多いことです。
一人暮らしにおいて特に注意したい空き巣は22件、忍込みは0件、強制わいせつは8件と比較的少なく、治安としては三田市と同水準です。
賃貸物件に一人暮らしをする際の防犯対策について:防犯グッズや設備・対策
三田市や神戸市北区の治安は県内でも比較的良い方ですが、一人暮らしの人はやはり、空き巣や強制わいせつを防ぐための対策をしておきたいところです。
基本的に高層階(4階以上)は空き巣の被害を受けにくいものの、物件の立地やベランダの死角の有無などによっては階層を問わず、空き巣被害に遭うリスクが高くなります。
オートロックや監視カメラ、ディンプルキーなどの設備は抑止力にはなりますが、女性の一人暮らしであることがすぐわかる洗濯物を外に干さないなど、普段の何気ない行動が防犯に繋がることも意識しましょう。
留守中の防犯対策としては防犯カメラが有名ですが、窓の開閉を感知してスマホに通知する、窓用センサー・アラームなどもおすすめです。
さらに、帰り道を都度変えたり夜道でのイヤホン使用を避けたりして、性犯罪などの危険を素早く察知できるよう行動することも重要です。
まとめ
兵庫県三田市、神戸市北区ともに治安は良いといえますが、空き巣や強制わいせつの被害に絶対遭わないとは断言できません。
賃貸物件に付属する防犯設備やさまざまな防犯グッズを活用するとともに普段の行動にも十分注意し、犯罪被害を未然に防ぎましょう。
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