近年、賃貸住宅でもオール電化の物件が増えています。
今回は、オール電化の賃貸に住むメリットや電気代などについて確認していきましょう。
賃貸でオール電化に住むとメリットが多い!その特徴とは
まずは、賃貸住宅におけるオール電化の特徴についてご紹介していきましょう。
オール電化では、空調や電気、料理などで使用するすべてのエネルギーを電気でまかないます。
お風呂のお湯もガスではなく電気の力で沸かし、キッチンにはガスコンロの代わりにIHクッキングヒーターなどが設けられています。
ガス会社との契約がなくなるので、月々のガス料金の支払いもありません。
<メリットは?>
オール電化の賃貸で暮らす最大のメリットは、IHクッキングヒーターなどを使って直火を使わず調理ができることです。
そのため火災や室内の空気が汚れるなどの心配が減り、さらにガスコンロよりも掃除が楽になります。
ガス料金の支払いがなくなるため光熱費を管理しやすくなり、ガスの基本料金がかからないことでコストを抑えられることも大きなメリットです。
さらに、災害時にはガスよりも電気の方が早く復旧することが多いです。
万が一災害によるインフラへの影響があっても、オール電化の賃貸なら比較的早く日常生活に戻れるでしょう。
以上のことからオール電化の賃貸は安全性が高く、また掃除やコストの面でもメリットが大きいと言えます。
賃貸でオール電化に住むとメリットが多い!電気代はどうなる?
次に、オール電化の賃貸住宅における電気代の目安について解説しましょう。
たとえば日中に300リットルのお湯を沸かした場合、都市ガスなら約120円、LPガスなら約220円かかります。
オール電化だと約330円と高めになってしまいますが、料金プランによっては同量のお湯を夜間に沸かすと約120円になります。
実際に、オール電化向けの料金プランでは夜間の電気代が安く設定されていることが少なくありません。
電気を多く利用する時間帯にもよりますが、ガスを使う場合と比べて節約しやすいかもしれません。
特に日中家を空けることが多い人にとっては、大きなメリットとなりそうです。
オール電化に限らず、賃貸で暮らす際は生活スタイルに合わせて電気プランの設定を変更することで電気代を節約しやすくなります。
今回は、オール電化の賃貸の特徴やさまざまなメリットについて解説しました。
これから一人暮らしや賃貸への引越しを考えている人は、オール電化つき賃貸もぜひ視野に入れてみましょう。