ベランダとバルコニーについて解説しますので、賃貸物件探しに役立ててくださいね。
同じような外のスペースですが、何が異なるのでしょうか?
ベランダとバルコニーの違いとメリットデメリットをみていきましょう!
ベランダとバルコニーの違いとは?
ベランダとバルコニーの違いとは、屋根があるかないかです。
ベランダとは、屋根があり建物から張り出した設計で、縁側などはベランダと同義といえます。
2階以上にある場合でも同様の分類になり、定義はありませんが、落下防止のために手すりや壁がついています。
一方、バルコニーとは、屋根がなく室外から張り出した2階以上の部分です。
基本的には落下の危険があるので、手すりなどで囲われているのが特徴。
また、階下の天井部分に乗っかるような設計であれば、ルーフバルコニーといいます。
賃貸住宅では、ルーフバルコニーは共用部分となるケースが多いので、個人の専有スペースにはならないでしょう。
図面を見ただけではわかりづらく、勘違いしやすい箇所なので、「屋根の有無」が違いだと覚えておいてくださいね。
ベランダとバルコニーのメリットデメリット
ベランダとバルコニーのメリットデメリットをそれぞれチェックしていきます。
▼ベランダのメリットデメリット
・メリット
屋根がメリットとして大きなポイントになるようです。
洗濯物をはじめ、外に置いたモノが雨でも濡れにくいのが特徴でしょう。
方角にもよりますが、強い日差しから室内の床や家具を守ってくれる役割もありますよ。
・デメリット
日当たりのよくない方向であれば、光が射しこみにくいケースがあります。
寒い日などは、窓から光が射しこむと、室温を上げてくれるので、屋根による太陽光線の遮りは良し悪しでしょう。
▼バルコニーのメリットデメリット
・メリット
屋根がなくたくさんの光を取り込めるので、室内が明るくて気持ちのよい雰囲気になります。
立地によっては建物が隣接しており、採光を取りにくい物件もあるので、少しでも光を送り入れるのに効果的でしょう。
・デメリット
周辺に太陽光を遮るものがない環境では、方角によっては光が入りすぎるのが難点です。
紫外線による洗濯物や家具などのダメージに注意してくださいね。
まとめ
ベランダとバルコニーの違いとは屋根の有無で、メリットデメリットも、屋根の有無に関係する内容が多いです。
雨や紫外線を避ける方法は屋根以外でも検討できるので、ライフスタイル全体を具体的にイメージしてくださいね。
好みの賃貸物件が見つかるのを応援しています!