体調が悪くなった場合、まず受診するのはかかりつけ医ですが、万が一、大きなケガや病気をした際に受診する総合病院はお決まりですか?
三田市に引っ越しを考えている方にとって、「どの病院が良いのか」と不安になることもあるでしょう。
そこで今回は、兵庫県にある三田市民病院の治療方針や院内施設、概要についてご紹介します。
三田市にお住まいを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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三田市民病院は、昭和24年に開設され、病床数300床を誇る市内でも大きな病院です。
「良質な高度医療で、地域に安心をもたらす」ことを基本理念とし、日々安全な医療を提供しています。
基本方針
三田市民病院の基本方針は5つあります。
1つ目は、ハイレベルのチーム医療で患者さんを支えることです。
市民の方に安全な医療を提供することは、市民病院に課せられた使命であり、医療事故発生の防止に努めることは重要な課題とされています。
そこで、職員一人一人が自覚を持ち、組織としての取り組みを推進しています。
2つ目は、救急医療を充実させ、中核病院としての役割を果たすことです。
突然のケガや体調急変時に、救急患者を受け入れるため平日・夜間・休日に救急外来をおこなっています。
救急入院の際もスムーズな受け入れをするため、24時間対応の救急重症病棟が設置されています。
救急重症病棟は主に休日や夜間の入院時に使用し、集中治療も可能な設備が備わっているため、適切な治療を迅速かつ円滑におこなうことが可能です。
3つ目は、急性期医療を担い、地域連携を推進することです。
三田市民病院は、二次医療機関として救急を要する治療や、専門診療による治療、入院治療などの役割を果たしています。
そこで、地域内のかかりつけ医と連携し、それぞれの病状に合った医療を分担し提供していけるように取り組んでいます。
4つ目は、経営基盤を強化し、病院機能を向上させることです。
5つ目は、高い技術と倫理観をもった医療人を育成することです。
各部門において医療従事者一人一人が命や健康を預かる者としての自覚を持ち、医療安全管理マニュアルや再発防止対策の遵守に努めています。
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兵庫県三田市にある三田市民病院の院内施設について
三田市民病院では、1階玄関と駐車場からの連絡口となる2階にも玄関を設けています。
また、自然を生かしたやさしさとふれあいのあるコミュニケーション施設を多く取り入れているのが特徴です。
たとえば、椅子付きのエレベーターが設置されていたり、デイルームやプレイルームなどが併設されていたりと、通院や入院がより穏やかになるような工夫がみられます。
ここでは、そんな三田市民病院の院内施設についてご紹介します。
1階
1階玄関から入ると、吹き抜けのロビーがあり、エスカレーターで2階の総合受付へアクセスできるようになっています。
リハビリ施設からは、散策路やリハビリ庭園があり有馬富士を眺めながらリハビリに励むことができるでしょう。
また、1階にはATMや理容室、売店などが設けられています。
2階
2階には、受付から診療、検査、会計までを1フロアに集約しています。
4つのブロックに分けることで、診療科受付もわかりやすく配置されているため、迷うこともないでしょう。
空間を生かした2階ロビーからは、中庭の緑や光が差し込む光景を眺望することができ、緑に囲まれた明るい快適な空間を意識しています。
駐車場からは、連絡ブリッジを使用することで直接2階玄関へアクセスすることも可能です。
3階
3階には、手術部門や管理部門の施設が設けられています。
速やかな医療行為や運営の効率化を目指すため、オーダリングシステムを採用しています。
これにより待ち時間が短縮しサービス向上、早期診断や治療による技術拡充を図り、最新医療機器も導入することで、地域住民の高度医療ニーズに応えることができるのです。
4階
4階には、東病棟に分娩室や新生児室、未熟児室があり、西病棟は主に病室となっています。
また、デイルームや食堂も設けられています。
5階・6階
5階・6階は主に一般病棟です。
各病室には、絵が掛けられており、各ベッドにはテレビや間接照明、冷蔵庫や金庫などが設置され、快適な入院生活が送れるような配慮がされています。
病棟には4床室と個室、特別室の部屋があり、病棟中央部には木質調の落ち着いた雰囲気のデイルームや食堂が設けられています。
7階
最上階である7階は、展望浴室やレストラン、コインランドリーなどのアメニティゾーンです。
展望浴室やレストランの大きな窓からは、外の景色を眺めることができるようになっており、なかでも六甲山系や有馬富士が一望できるところが魅力的です。
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兵庫県三田市にある三田市民病院の概要について
ここでは、三田市民病院の概要についてご紹介します。
診療科
三田市民病院には、内科や循環器内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科など19の診療科があります。
午後からは専門外来として、完全予約制の診療をおこなっています。
また、人間ドックも実施しています。
実施日は祝祭日や年末年始を除く、毎週火曜日と木曜日です。
基本コースに採血や腹部超音波、胸部撮影、消化器・肺機能検査などが含まれます。
当日は、7階レストランにて昼食が用意されており、六甲山系や有馬富士を眺めながら食事を楽しむことができます。
なお、費用には昼食代も含まれた額です。
希望する場合は、オプションとして追加検査を受けることも可能であるため、気になる方は問い合わせの際に確認しておくと良いでしょう。
上手な診療の受け方
三田市民病院には、いつも大勢の患者さんが来院しています。
とくに、初診患者さんのなかには、ごく軽症の方から直ちに入院が必要な方まで多くの方が病院に集中するためです。
そのため、待合室は常に診察を待つ患者さんで混雑し、待ち時間も長くなることも考えられます。
三田市民病院に受診を希望する場合、まずはお近くのかかりつけ医の受診を受けるのがおすすめです。
そして、入院や専門的な治療を必要とする場合は、かかりつけ医よりご紹介されます。
また、治療により症状が安定した場合、お近くのかかりつけ医への逆ご紹介をおこなっています。
これらを理解したうえで、上手に病院を受診することを心がけましょう。
施設概要
●所在地:兵庫県三田市けやき台3丁目1番地1
●受付時間:初診受付8:15~10:30、再診受付7:30~10:30(再来受付機による受付)
●診療時間:8:45~
●休診日:土・日・祝日・年末年始
●アクセス方法:JR「新三田駅」から徒歩約12分、「南ウッディタウン駅」から徒歩約16分
●駐車場:あり(約500台)
再来受付機で可能な受付は、過去6か月以内に受診された診療科のみとなります。
また、紹介状をお持ちでない場合、初診時に5,000円、再診時に2,500円の選定療養費が発生します。
選定療養費とは、病院と診療所との役割分担を推進するために、国が義務化した制度のことです。
救急の場合は負担はありません。
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まとめ
兵庫県三田市民病院では、高度医療や救急医療を充実させるとともに、急性期医療も担い、中核病院としての役割を果たすことを治療方針としています。
院内施設は、最上階に展望浴室やレストランが設けられ、外の景色を一望することができます。
19診療科をもつ総合病院であるため、診療時間は短く土日は休診ですが、予約や急患はこの限りではありません。
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