賃貸マンションのなかには楽器を演奏できる物件があります。
しかし、防音対策は必須です。
演奏可マンションといっても、防音対策が施されていないことがほとんどなので、演奏時間が決められていたり、楽器の種類に制限があったりすることも。
記事では、賃貸マンションでもできる楽器を演奏する際の防音対策をご紹介します。
マンションで楽器を演奏する際の防音対策①空気音の対策
周囲に届く音には「空気音」と「固体音」の2種類があり、空気を通じて届く音を「空気音」と呼びます。
空気音は、壁や窓を通じて外に音が漏れるので、これらに防音対策をするのが有効です。
①
遮音カーテン
お部屋で一番大きな開口部である窓は、楽器の音が漏れやすい場所。
窓からの音漏れには、遮音カーテンが有効です。
遮音カーテンとは、音を通しにくい素材やつくりのカーテンのことです。
遮音カーテンを設置するときのコツは、隙間ができないように窓ピッタリのサイズにすることです。
②
吸音シート
壁から漏れる空気音には、吸音シートも有効です。
吸音シートは軽くて厚みがある素材のシートで、壁に貼り付けたり、ビス止めしたりすることで使用できます。
③
有孔ボード
有孔ボードとは、穴のあいた板のことです。
学校の音楽室などで見たことがあるのではないでしょうか。
有孔ボードを壁に設置することで、壁から漏れる空気音を吸収してくれます。
賃貸マンションの場合大掛かりな工事はできませんが、ビス止めや立てかけるだけで設置できるものがありますよ。
マンションで楽器を演奏する際の防音対策②個体音の対策
床や壁、天井などに振動や衝動で伝わる音を「固体音」といいます。
広い範囲で伝わり、ドンドンというような不快な音になるので、騒音トラブルになりやすいので対策が必要です。
固体音には壁、床の防音対策が有効です。
①
防音マット・じゅうたん
見た目を損なわず、固体音対策ができるグッズのひとつが防音マットやじゅうたんです。
敷くだけで防音対策ができ、デザインも好みにあわせて選べます。
普通のじゅうたんでも防音対策はできますが、厚みのある防音マットならより効果的です。
②
防振ゴムマット
防振ゴムマットは、楽器の足の下に敷くゴム性のマットです。
ピアノやドラムなど、振動が発生する楽器を演奏するときにはぜひ設置したいグッズです。
ホームセンターやインターネットで販売しています。
まとめ
賃貸マンションで楽器を演奏するなら、ご近所トラブルを起こさないためにも防音対策が必要です。
工事をせずに、女性ひとりでも設置できるものもあるので、ぜひやってみてくださいね。
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