ペットと一緒に暮らすのはとても楽しいですよね。
ただ、ペット可の賃貸物件でペットを飼う場合、退去費用に気をつけてください。
退去費用で何十万もかかってしまうケースがあります。
この記事では、ペット可の賃貸物件における退去費用についてまとめました。
最後には、退去費用が高額にならないように簡単な対策も書いているので、ぜひ最後までお読みください。
ペットがつけた傷の原状回復費用
賃貸退去時にトラブルの多い退去費用。
2017年以前、退去費用は貸主と借主の間で、どちらがどのくらい負担をするかで多くのトラブルがありました。
しかし、現在は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によってどちらが何を負担するかが決まっており、そのなかにペットに関する規定もあります。
ペットがつけた傷や臭いは借主の負担で原状回復をおこなうこととなっています。
つまり、ペットがつけた傷や臭いは借主が全額負担して修繕することになるのです。
ペット可の賃貸物件の退去費費用
ペット可の賃貸物件の退去費は、契約の内容や修繕箇所によって一概に何円とは言えません。
ここでは、必要な修繕箇所と相場をご紹介していきます。
ペットが原因で借主が修繕する必要がある箇所は主に以下の3つです。
フローリング
ペットの種類にもよりますが、ペットが走り回ることでフローリングが傷まみれになります。
その結果、フローリングの修繕費を求められることになります。
相場は、1㎡あたり3,000〜8,000円とされています。
カーペットを敷いておくとフローリングの傷を、ある程度抑えることができます。
クロス
ペットがクロスを噛んだり引っ掻いたりして傷をつけた場合、借主の負担になります。
クロスは1㎡あたり約1,000円ほどで修繕できます。
爪研ぎボードを置いていると、壁で爪とぎするのを防ぐことが可能です。
消臭・ハウスクリーニング
ペットを飼っている室内には動物のにおいが染み付きます。
そのため、ハウスクリーニングや消臭が必要です。
ハウスクリーニングは部屋の大きさにもよりますが、大体30,000〜80,000円ほどで行うことができます。
ペットを飼う場合、においはどうすることもできません。
しかし、ペットのフンや尿をすぐに片付けることで、ある程度のにおいは防ぐことができます。
まとめ
ペット可の賃貸物件は、原状回復費用が非常にかかるため、初めから敷金が高く設定されています。
そのため、多少の汚れや傷は敷金で賄えるので問題はありません。
しかし、退去時の部屋の状態があまりにもひどいと、敷金を超えた原状回復費を請求されることになります。
退去時の請求が高くならないように気を付けて生活をしましょう。
私たち有限会社すみれハウジングは、兵庫県三田市を中心に豊富な賃貸物件を幅広く扱っております。
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