賃貸物件は貸主と借主が合意することではじめて賃貸借契約が成立するため、希望どおりの物件を見つけた場合でも必ず入居できるとは限りません。
物件を借りるためにまず通過しなければいけないのが、入居審査です。
今回はこの入居審査について、審査で見られるポイントや必要な期間などをご紹介します。
現在賃貸物件を探している方は、ぜひご参考にしてみてください。
賃貸物件を借りる際に必要な入居審査とは
入居審査とは、希望者がその物件にふさわしいかどうかを貸主が判断するためにおこなわれるものです。
「家賃の支払い能力がない人物」や「問題を起こしやすい人物」を入居させてしまうと、家賃の滞納や近隣トラブルといったリスクを抱えることになります。
そのため貸主は、入居前の段階で相手が信頼できるかどうかをテストするのです。
一般的に入居審査は、提出された書類を用いて貸主や委託された管理会社がおこないます。
入居審査でチェックされるポイントはそれぞれ異なり、金銭面に不安がなければ合格とする貸主、言葉づかいや態度も重要視する貸主などさまざまです。
また不動産会社を訪れた際の言動などが不適切だった場合は、審査を受けることなく入居を拒否されるケースも見られます。
入居審査を通過するために必要な収入の基準
家賃の滞納は、物件を貸すうえでとくに注意が必要なトラブルの1つです。
そのため、入居審査ではまず「家賃の支払い能力」がチェックされます。
家賃の支払い能力を判断する基準としては活用されるのは、入居希望者の収入・年齢・職業・勤続年数といったものです。
また連帯保証人が必要な物件では、連帯保証人の収入も審査に用いられます。
そのため入居審査を受ける際には、源泉徴収票などの収入証明を用意しておかなくてはいけません。
収入と家賃のバランスを判断する際には「家賃が月収の3分の1以下」が1つの基準として用いられています。
審査が厳しい物件では「家賃が収入の3割以下」を基準としていることもあるため、物件選びの際には自身の収入からこれらの基準金額を計算しておくことも大切です。
入居審査に必要な日数と書類
入居審査にかかる期間は、3日から1週間程度が一般的です。
しかし入居や退去の多い繁忙期、書類に不備があった場合などはさらに長い時間がかかる可能性があります。
貸主の所在や審査の経験によっても必要な期間は変わってくるので、ある程度長めにかかると想定し、余裕を持ったスケジュール設定をしておくと良いでしょう。
入居審査では、申し込み書に入居者の氏名や電話番号、生年月日、勤務先などを記入する必要があります。
また連帯保証人がいる場合は、保証人の情報も記載が必要です。
そのほかの必要書類としては住民票、所得証明書類、印鑑証明書などが挙げられます。
必要な書類と提出のタイミングは貸主によって異なるので、事前に必要なものを確認し、早めに手元に揃えておくことが大切です。
まとめ
入居審査では収入や振る舞いなどから、その物件にふさわしい人物かどうかが判断されます。
不動産会社での言動も判断材料とされる可能性があるので、入居審査を通過するためには普段から丁寧な言葉づかいや態度を心がけておきましょう。
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