賃貸物件では借主である入居者に原状回復義務があります。
原状回復義務とは、退去する際に日常生活で付くはずのない損傷や掃除をおこなっていれば防げた汚れなどのクリーニング代や修繕費を負担することです。
そこで今回、フローリングにカビが生えてしまった場合の掃除方法と退去費用はどれくらいかかるのか、掃除の際に傷ついた場合はどうなるのかをご説明いたします。
ぜひ、賃貸物件の退去を考えている方は記事を参考にしてみてください。
賃貸物件のフローリングのカビ掃除の仕方とは?
フローリングにカビが生えてしまった場合の掃除方法は以下の手順となります。
●水で湿らせた雑巾をかたく絞って、表面のゴミや埃を取り除く
●中性洗剤を床に吹きかけ、数分待ち、カビを浮かび上がらせます
●濡らした雑巾で拭き取る
●市販で売っているアルコール度数70~80%ほどの消毒液またはエタノールを吹き掛け、乾いた雑巾で拭き取る
また、板と板の隙間にある溝に生えてしまった場合は、つまようじや竹串、歯ブラシを使い取り除きましょう。
賃貸物件のフローリングにカビが生えると退去費用に影響が出る?
賃貸物件では、カビが残った状態のまま退去すると、退去費用に影響が出ます。
入居者には原状回復義務があり日常の管理が不十分でカビが生えた場合は、退去の際に修繕費を請求されます。
しかし、過失がなく、経年劣化・建物の構造上の問題でカビが生えた場合は退去費用に追加されません。
修繕費を請求される可能性のあるカビの発生原因には以下のようなものが挙げられます。
●加湿器の使い過ぎ
●ふとんの敷きっぱなし
●飲み物をこぼしてそのまま放置
上記の場合は借主側の過失となるため、日頃の清掃を心がける必要があります。
また、カビの範囲によっては、フローリング張り替えの可能性があります。
その際の費用は6畳あたり、8万円~10万円ほどかかるので注意しましょう。
賃貸物件のフローリングのカビ掃除で傷つけた場合の影響とは?
フローリングのカビ掃除の際に歯ブラシや竹串など使用したり、間違った清掃方法をおこなってしまった場合は傷ついてしまうことがあります。
たとえば浴室を洗うカビ用洗剤やキッチン用漂白剤などの塩素系漂白剤を使うと、フローリングは白っぽく脱色してしまうケースがあります。
また、表面のワックスが剥がれてしまったり、シミができることもあり得ます。
重曹やお酢などもきれいにするグッズのひとつですが、フローリングにはむかないので注意しましょう。
掃除でフローリングを傷つけた場合でも、過失となり原状回復義務で修繕費を負担する可能性があるため、注意しておこないましょう。
まとめ
賃貸物件のフローリングにカビが生えたときの対処法や退去費用に影響が出るのかについて解説しました。
賃貸物件では原状回復義務があるため、借主の過失によるカビの発生は退去の際に修繕費用を負担することになります。
そのため、日ごろから清潔に保つことが大切ですが、掃除の際は傷をつけないよう注意しておこないましょう。
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